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伸び悩む「芸能人YouTuber」が続出…人気タレントでもYouTubeで苦戦する理由

  • 執筆者の写真: maro00
    maro00
  • 2022年1月7日
  • 読了時間: 8分

 コンビニバイトはクビでも社長はできた――。かつてヒカルやラファエルといった人気YouTuberを抱え、設立4年目で年商14億円企業に成長したインフルエンサープロダクション「VAZ」。その創業者の森泰輝氏は、実は元々は引きこもり大学生だった。

 周囲と馴染めずに家から出られなくなり、始めたアルバイトも次々とクビに……。「自分は何もできない人間だ」と悩んだ末にたどり着いたのは、苦手なことでは努力をせず、ひたすら得意なことを伸ばすという人生哲学だった。「ダメな部分を認めると、自分の活かし方がわかる」と語る森氏が教える、自分に眠る才能の見つけ方とは?


*本記事は森氏の著書『ダメな自分でも武器になる』を再構成したものです。


◆自己理解が足りないYouTuberは、伸び悩む

 YouTubeでバズりたいのに失敗する人の特徴は、自己理解が足りないということです。これはテレビで大活躍のタレントでも同じこと。

 その代表例が、ウケそうなキャラクターになりきって人気を得ようという戦略です。例えば「おばかタレント」のように、世間に受けそうなキャラクターを演じたり、特徴的な話し方をさせても、一時は流行るかもしれませんが、継続性がありません。旬が過ぎると同時に、世間から姿を消してしまいます。

 結局のところ、本人の持ち味を隠してしまうと、本当の意味で「その人自身のファン」はつかないのです。


◆自分を偽っても、いつかは必ずバレる

 YouTubeに限らずSNS全体で、その傾向が顕著です。SNSは24時間オープンなので、自分を偽っていると、いつかは必ずバレてしまいます。

 現在、YouTubeの世界では「分業制」が当たり前になっています。動画に出るタレントだけでなく、企画構成を組む作家や、動画を作る動画編集者、戦略を練るプロデューサーなど、数人で小さなチームを組んで戦うのが主流になってきているのです。

 そうしたチーム戦を展開するなかで、本人がきちんと自己理解をしないままに放送作家が考えた企画をこなすだけだったり、プロデューサーからのコンセプトを受け入れるだけだと、ファンはついてきてくれません。そこには、ブラウザやアプリ越しに伝わる「本人の魅力」が見えないからです。

  むしろ本人が「プロデュースされた覚えがない」と心の底から思えるくらいがちょうどいいのです。


◆「自分が何を成し遂げたいか」を理解しているタレントが最強

 アイドルグループ「NiziU」をプロデュースしたパク・ジニョン(J・Y・ Park)氏は、「エンタテインメントにおいて目標にすべきことはどんなことなのか。それは自分が大切にしている価値観を、人生を通して伝え続けていくことだと私は思っています。自分が世の中に対してどんな影響を与えたいのか、マイクを通して何を語りかけたいのか、それは私たちには教えられません」(ORICONNEWS『TWICEの生みの親が語るアーティスト育成「重要なのは芸能活動のための品格教育」』より)と言っています。  僕の考えも同じです。重要なのは、誰かが教えられることよりも、誰にも教えられないこと。自分のなかに、達成したい目標や提供したい価値といった「内なる思い」がなければ、いくらプロデュースしたところで結局は長続きしません。  そして、自分は何をしたいのかがわかっていない人は、それを実現することができません。しかし、わかってしまえば、あとはやるだけです。たとえスピードはゆっくりでも、必ず成長します。


YouTuberとは


YouTuberの意味

YouTuberとは、オリジナルの動画をYouTube内で継続的に投稿しているチャンネル運営者を意味します。 YouTuberの収入源はYouTubeの広告収益や視聴者からの寄付、企業からの案件依頼料などYouTube内外で様々あります。 またYouTubeの広告収益を受け取れるのは、過去12カ月間の総再生時間が4,000時間以上でチャンネル登録者数1,000人以上のYouTuberです。 そのためYouTuberとは一般的に、収益化の条件をクリアできる程にファンが多く発信力のある動画投稿者を指します。

YouTuberの魅力

YouTuberは自分の作品を世中に拡散されるため、面白い動画を生み出せる人はどんな年齢どんな国の人でも有名になることができます。 実際に、2020年の世界で一番稼いだYouTuberは9歳のライアン・カジ君で、32億円を稼いだチャンネル登録者数4170万人のトップYouTuberです。 また、知名度があるYouTuberはCMやTV番組の出演を依頼されたり、企業のイメージキャラクターになったりと活躍の幅が広がります。 日本一のYouTuberと言われるHIKAKINは15本以上のCMや5本以上の映画に出演しており、YouTube外でも大活躍です。 このように、YouTuberという仕事では誰でも有名になることができ、活動の幅を広げることができます。



YouTuberの業務

<YouTuberの具体的な仕事内容>

  • 動画の企画を立案

  • 他のYouTuberや企業と打ち合わせ

  • 動画の構成を作成

  • 撮影やナレーションの録音

  • 動画の編集

  • 動画のアップロード

  • SNSやブログで動画の告知

  • 視聴回数や視聴時間の分析

YouTuberは動画の企画・編集・告知を行うことがメインで、以上のような仕事内容になっています。 また、ジャンルによってはロケ地に出向いて撮影したり、リアルタイムでライブ配信を行います。


YouTuberになる方法とは

ポイント 1. アカウントを作成する 2. 動画コンテンツを企画する 3. 編集機材を準備する 4. 動画を撮影・編集する 5. 動画を投稿する 6. 動画をSNSで告知する


1. アカウントを作成する

<YouTube でアカウントを作成する手順>

  1. YouTube アプリを開きます。

  2. 右上のプロフィール写真をタップします。

  3. [ログイン] をタップします。

  4. [アカウントを追加] をタップします。


YouTuberになるには、まずGoogleアカウントを作成してYouTubeにログインする必要があります。 YouTubeにログインできると自分のYouTubeチャンネルを立ち上げることができます。 また、動画を投稿できるので、YouTuberとしての活動が可能になります。


2. 動画コンテンツを企画する

<動画コンテンツを企画する手順>

  1. ジャンルを決める

  2. ターゲットを決める

  3. 参考になる動画を探す

  4. 動画の時間や表現方法を決める

  5. 動画の構成を作成する

以上が動画コンテンツを企画する手順です。 まずは動画のジャンルと動画を見て欲しいターゲットを決め、参考になる動画を探すことで動画のイメージを具体化します。 次に時間の長さと表現技法(撮影やアニメーション)を決め、構成を作成することで動画の大枠が明確になります。 このように動画の完成イメージを具体化し、動画制作をスムーズにできるよう企画していきます。


3. 撮影・編集機材を準備する

<動画の撮影・編集に用いる機材>

  • 撮影機材(カメラ・三脚・マイク・照明)

  • 撮影・編集用スマートフォン

  • 動画編集用パソコン

  • 動画編集用ソフト

動画の撮影・編集を行う際には機材が不可欠です。 もちろん、お手持ちのスマートフォン1台でも撮影や編集は可能です。 しかし、スマートフォンだけでは機能が限られるので、細かな設定がしたい場合はカメラやパソコンの使用がおすすめです。


4. 動画を撮影・編集する

<動画を撮影・編集する手順>

  1. 動画を撮影する

  2. 動画の素材を集める

  3. 動画の素材をつなげる

  4. 動画にテロップ・画像・音声・音楽をつける

企画や編集機材が準備できたら、以上のように撮影・編集を行います。 まずスマートフォンやカメラで動画を撮影し、集めた動画の素材とつなげます。 最後に、動画へテロップ・画像・音声・音楽を追加し、動画を完成させます。


5. 動画を投稿する

<YouTube動画のアップロードする手順>

  1. 「動画のアップロード」をクリック

  2. アップロードするファイルを選択する

  3. 公開設定を行う

  4. 「アップロード」をクリック 以上のように動画のアップロードを行います。 公開設定では、アップロードした動画を「非公開」や「限定公開」にすることでプライバシーを守ることもできます。 また、YouTubeの収益化ができるチャンネルは、動画の収益化を有効にすると広告のフォーマットを選択できます。


6. 動画をSNSで告知する

YouTuberがアップロードした動画をPRする方法として、SNSでの告知があります。 上のグラフを見るとLINEやTwitter、Instagramなど10代〜20代を中心に利用率の高いSNSが複数あります。 ターゲットのSNS利用率を考慮して動画の告知を行うことで、YouTube以外のメディアから視聴者を獲得することができます。



YouTuberの収入源は7種類

  • YouTube広告収入 動画が再生された時に表示された広告の数やクリック数に応じて支払われる広告収入

  • 企業とのタイアップ案件 企業から依頼されて動画の作成や企画を行った際にもらえる報酬

  • スーパーチャット ライブ配信で視聴者がYouTuberに支払う報酬

  • スーパーサンクス 動画に対して視聴者およびファンがYouTuberに支払う報酬

  • チャンネルメンバーシップ 登録メンバーがチャンネルの特典を獲得するために毎月支払う報酬

  • グッズ紹介 ファンが公式ブランググッズを購入したときに支払う報酬

  • YouTubeプレミアム YouTubeプレミアムユーザーがコンテンツを視聴した場合に支払われる報酬の一部

YouTuberには以上のように7つの収入源があります。 YouTubeから得る収益だけではなく、企業とのタイアップ案件のようにYouTube外からの収入源もあります。

YouTube広告を収益化する3つの条件

  1. パートナープログラムへ参加する  参加条件に「総再生時間が4,000時間以上」「登録者数が1,000人以上」がある

  2. 18歳以上である者もしくは18歳以上の法的保護者がいる  YouTube動画収益と連携しているYouTube AdSenseサービスの対応年齢が18歳以上

  3. 広告掲載に適したコンテンツガイドラインを守っている  YouTubeの広告掲載に適したコンテンツガイドラインはこちら

YouTube広告を収益化する条件は以上の3つです。 YouTuberになりたての人にとっては「総再生時間が4,000時間以上」「登録者数が1,000人以上」という条件が厳しいと思われます。 また、YouTubeのコンテンツガイドラインでは「アダルトコンテンツ」や「タバコに関連するコンテンツ」が制限されています。 そのため、投稿する動画のジャンルを選ぶ際にはコンテンツガイドラインを確認することをおすすめします。


バーチャルYouTuberとは?

バーチャル系YouTuberとは一般に「VTuber」と言われ、自身の代わりにアバターで出演した動画を投稿しているYouTuberを意味します。 バーチャル系YouTuberは主に3Dのアバターが用いられ、動画だけでなくライブ配信でも活動しています。  有名なバーチャル系YouTuberには『キズナアイ』や『Gawr Gura(がうるぐら サメちゃん)』がおり、様々なメディアに出演しています。​​


YouTuberに関するまとめ


本記事ではYouTuberについて以下の点を解説しました。

  • YouTuberはYouTubeで動画を継続的に投稿する人

  • YouTuberの仕事内容と1日のスケジュール例

  • YouTuberはになる6つのステップ

  • YouTuberの7種の収入源

以上ご参考に。


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