楽天市場
- maro00
- 2021年10月2日
- 読了時間: 22分
更新日:2021年10月6日
楽天市場では、買えないものがないと言ってもいいくらい様々な商品が販売されています。このように、いろんな商品が買えるのが楽天市場の最大のメリットですが、他にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずは、私たちが楽天市場で買い物するメリットとデメリットを紹介いたします。
楽天市場で買い物するメリット
実店舗を利用せず、通販サイトの楽天市場で欲しい商品を購入する人が多いのには理由があります。それは、商品の購入で獲得できるポイントです。
以前から、「ポイ活」という、ポイントを貯めて節約に役立てようとする活動がありますよね。商品を購入すれば購入金額に応じてポイントがもらえるので、楽天市場はポイ活を頑張っている人に大変人気があります。
また、商品購入でもらえるポイントは、購入するタイミングの他、商品の種類やユーザーの会員ランクによっても異なります。そのため、ある商品を購入する時に自分が獲得できるポイントをしっかり把握してから購入する必要があります。
楽天市場で買い物するデメリット
楽天市場を利用する際のデメリットは、基本的に送料がかかってしまう点です。その点、Amazonは違います。プライム会員であれば、500円程度の商品であっても送料無料で届けてもらえます。
しかし楽天市場では、たった500円の商品を購入するだけでも送料を800円程度払わなければならない店舗も少なくありません。ただ、店舗によっては3,000円以上の購入で送料無料にしていたり、ポストインできるほど薄い商品であれば送料を300円に設定したりしている所もあります。
できるだけ送料を抑えられる店舗や購入方法を見つけて、賢く買い物しましょう。

お得な「お買い物マラソン」と「楽天スーパーセール」
楽天市場は、いつもよりもお得に商品が買えるタイミングがいくつかあります。そのひとつが「お買い物マラソン」というイベントで、最近では1ヶ月に1回以上開催されています。
そして、もうひとつが年に数回開催されている「楽天スーパーセール」です。
ここからは、節約中あるいはポイ活中の方に人気のある「お買い物マラソン」と「楽天スーパーセール」の魅力や、お得に買い物するために意識すべき点を解説します。
ポイントがどんどん貯まる「お買い物マラソン」
お買い物マラソンは、名前の通り、複数の店舗を利用すればするほどポイントを貯められるイベントです。例えば、期間中に2店舗で1,000円以上の買い物をすればポイント2倍に、3店舗で3倍、4店舗で4倍というふうにもらえるポイントがどんどん増えていきます。
そして、お買い物マラソンではポイントが多く貯められるだけでなく、たくさんの店舗が集客・販売促進のために商品をセール価格にしたり、お得なクーポンを発券したりしています。
そのため、ユーザーの私たちは普段よりも商品を安く購入できるだけでなく、ポイントも多くもらえてラッキーというわけです。
お買い物マラソンは数店舗で買い物するのがポイント
お買い物マラソンでは、購入する店舗数が多いほどポイントが多く貯まります。つまり、1つの店舗でまとめ買いするよりも、複数店舗に分けて1店舗1,000円以上購入するほうがおすすめです。
例えば、お米やソフトドリンクのケース売りなど、値段の高い商品は送料無料のものが多いです。1店舗目でお米、2店舗目でソフトドリンク、3店舗目で洗剤・シャンプーなどの日用品を購入するなど工夫しましょう。
また、送料込みで1,000円程度で買える海苔や紅茶、ドライフルーツなどを購入して利用店舗を増やしておくのもおすすめです。
商品が安くなる「楽天スーパーセール」
楽天スーパーセールは名前の通り、色々なお店がセールを行うイベントです。どんな商品がどれくらい安くなるのかは店舗によって異なりますが、例えば、お米10kgが500円オフになったり、オーガニックシャンプーが1,000円オフになったりします。
ただし、お得な商品はスーパーセールが開始してすぐに売り切れてしまうので、予め気になる商品を販売している店舗のメルマガをとっておき、告知された販売時刻すぐに商品ページにアクセスする必要があります。
衝動買いに注意する
お買い物マラソンや楽天スーパーセールは、いつもより商品がお得に購入できるチャンスですが、逆に無駄遣いをしてしまうリスクもあります。
通販サイトにかかわらず実店舗のセールでも、普段なら買わないものまで「安いから!」といって、買いすぎてしまいますよね。特にお買い物マラソンや楽天スーパーセール中は、パソコンやスマホの画面に自分の興味あるジャンルのお買い得商品がたくさん表示されます。
安いからといって、いらないものまで買ってしまうと、ゴミが増えるだけになってしまいます。買いすぎを防ぐためには、楽天市場へアクセスする前に購入すべきものをリストアップしておき、そこに書いてあるものだけを購入するのがおすすめです。

価格.comを活用して本当に安いのかチェックする
お買い物マラソンや楽天スーパーセール中だからといって、全ての商品が他の通販サイトよりも安いとは限りません。多くの店舗は集客のために目玉商品を設定しています。目玉商品はかなり安くなりますが、その他の商品は普段よりも少し安いだけ、なんてことも少なくありません。
セール中は、「早く買わないと売り切れてしまう!」という心理が働きますが、一度冷静になりましょう。特に高額な商品の場合、他の通販サイトで買うよりも本当に安く買えるかどうか確認しておく必要があります。
そこで、商品価格をチェックするために、「価格.com」というサイトを利用しましょう。「価格.com」では、主に家電商品の価格をチェックできます。
参考:価格.com
このように、セール中の楽天市場で購入すると安く買える商品もあれば、他のサイトで買った方が安くなる商品もあることを覚えておいてください。
楽天市場のセール時に気を付けるべきポイント
楽天市場のお買い物マラソンや楽天スーパーセールで買うべき商品は、重たい商品やかさばる商品です。お米やソフトドリンクなどの重たい商品は、実店舗のスーパーでも買えますが、車まで運ぶ労力がかかる割にはそれほど安くないことも多いです。そんな重たい商品は安く買えるタイミングで購入してしまいましょう。
ただし、お買い物マラソンや楽天スーパーセールで衝動買いしてしまうのは禁物です。余程お得な商品でない限り、さすがに数分で売り切れてしまうことはないので、じっくり買う商品を吟味するのがおすすめです。
商品レビューや評価をチェックしてから買う
買いたいと思う商品が見つかったら、まずは商品レビューをチェックしましょう。星1や2など、あまりにも評価の低い商品の購入は避けた方が良いでしょう。高評価が一定数あり、購入者によるレビューも良ければ問題ない商品と判断できます。
次に、送料無料であるか送料別であるかをチェックします。そして、送料を含めた値段で本当に他のサイトよりもお得に買えるかどうか価格.comで調査しましょう。他のサイトよりも安い値段で買えるとわかったら、レジに進んでください。
セール時に買うべき商品ジャンル
楽天市場のお買い物マラソンや楽天スーパーセールでは、重たい商品や、(無駄遣いを防ぐためにも)日用品に限って買い物するのがおすすめです。それでは、どのような日用品を購入するのが良いのでしょうか。
ここからは、楽天市場のセール時に買うと安いものを日用品を中心に紹介いたします。
特大サイズの洗濯洗剤・柔軟剤
洗濯洗剤は特大サイズを購入するとコスパが良いです。特にお子様の多い大家族では洗濯洗剤の消費も多いですよね。そのような家庭をお持ちの方は、楽天市場のセール時に特大サイズの洗濯洗剤あるいは柔軟剤を購入しましょう。
かさばるティッシュペーパー
ティッシュは、単価は安いもののかさばる商品のひとつです。そのため、楽天市場のセール時に複数個をまとめ買いするのがおすすめです。また、楽天市場では、スーパーでは販売されていないシンプルなデザインや可愛い柄のパッケージのティッシュが手に入るのもメリットですよ。
かさばるトイレットペーパー
ティッシュと同じく、トイレットペーパーもかさばる商品です。特に大家族の場合は、トイレットペーパーの減りが驚くほど早いですよね。大家族の場合は特に、「トイレットペーパーがない!」という事態を防ぐために、セールで安く買えるときにまとめて購入してストックしておくのが良いでしょう。
常温保存できる牛乳
常温保存できる牛乳も楽天市場で買うべき商品です。もちろん単価はスーパーで冷蔵されている牛乳の方が安いのですが、常温保存できる点でメリットは大きいです。常温保存できる牛乳は賞味期限も比較的長いので、保存食の一つとしてセール時に買い置きしておくのがおすすめです。
オムツとおしりふき
乳幼児がいらっしゃる方なら、オムツやおしりふきを楽天市場で購入するのがおすすめです。オムツの銘柄にもよりますが、お買い物マラソンやスーパーセール時には実店舗よりも安く買える商品が多いです。
特に、おしりふきは、オムツが外れてからでもウェットティッシュとして日常的に使えるので、多めに買っておいても良いでしょう。
セールもクーポンもある「楽天24」
楽天市場で日用品を買うなら、ぜひ利用したいのが「楽天24」です。ここからは、「楽天24」の特徴を解説いたします。
日用品だけでなく医薬品も買える
楽天24は、水やソフトドリンク、シャンプー・リンスなどの日用品がまとめて購入できるドラッグストアタイプの店舗です。重い商品や、かさばる商品を自宅まで届けてもらえるため、お買い物マラソンやスーパーセールの時には必ず利用すべき店舗といっても過言ではありません。
また、医薬品も一緒に購入できるのが楽天24のおすすめポイントです。鼻炎の方向けのアレルギー症状を抑える薬や頭痛薬も、日用品と同時に購入できますよ。
3,980円以上で送料無料
楽天24は、税込み3,980円以上の購入で送料無料です。シャンプーや洗濯洗剤をある程度まとめ買いすれば、すぐに到達しますよね。それに、楽天24ではシャンプーや洗濯洗剤などの特大サイズや詰め替えタイプが豊富に売られています。月に1回程度、お買い物マラソンやスーパーセールの時にまとめて買っておきましょう。
お得なクーポンが多い
楽天24では、数種類のお得なクーポンが利用できます。例えば、2点以上かつ税込み6,500円以上で10%オフになるクーポンや、3点以上かつ税込み12,500円以上で15%オフになるクーポンがあります。さらに、ダイヤモンド会員なら、22,000円以上の購入で3,500円オフになるお得なクーポンも利用できます。
高額な買い物でなくても送料無料になる店舗

楽天市場は送料がかかってしまうというマイナスイメージもありますが、実は比較的少ない金額でも送料無料になる店舗は多くあります。ここからは、高額な買い物をしなくても送料無料になる店舗を紹介します。
お米が買える「ヤマトライス」
「ヤマトライス」は名前の通り、お米を販売している店舗です。店内全ての商品が、北海道および沖縄を除き、送料無料で配送してもらえます。玄米や白米、無洗米など種類も豊富で、セール時にはお得なクーポンも用意してありますよ。
事務用品が買える「ココデカウ」
「ココデカウ」は、文房具や用紙などの事務用品が購入できる店舗です。アスクルやロハコと同じように、最短で即日発送してもらえます。3,000円以上の購入で送料無料になるのが魅力で、社会人や学生の方が多く利用されています。
本やCD・DVDが買える「Rakutenブックス」
本やCD・DVDを購入するなら「Rakutenブックス」がおすすめです。Rakutenブックスでは全商品が送料無料で、さらにお買い物マラソンやスーパーセールの時はもらえるポイントもアップします。
窯焼きピザが買える「薪窯ナポリピザ フォンターナ」
「宅配ピザが食べたい! でも、お金がかかるから我慢、我慢…」という方もいらっしゃるでしょう。それなら、楽天市場に出店しているピザ屋さんの冷凍ピザを買うのがおすすめです。例えば、「薪窯ナポリピザ フォンターナ」では、ナポリピザを6枚セット税込み2,980円(送料無料)で購入できますよ。
スーパーよりも楽天市場で安く買えるもの
最後に、お買い物マラソンやスーパーセールにかかわらず、スーパーで買うよりも楽天市場で買った方が安いものを紹介しますので、参考になさってください。
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターは、一般的なスーパーでは必ず販売されている商品ですよね。1,2本、普通のミネラルウォーターを購入する程度なら、スーパーで購入した方が安い商品が多いです。しかし、水素水や炭酸水、硬水など少し変わったミネラルウォーターは楽天市場で箱買いすると安く買えます。
サプリメント
サプリメントはドラッグストアでも販売されている商品ですが、楽天市場ではサプリメントの種類も豊富です。一般的なドラッグストアでは売られていないようなオーガニックのサプリメントは、iHarbなどの海外通販サイトでも購入できますが、価格が高めの商品も多く配送に時間がかかってしまいます。
そんな時は、楽天市場で好みのサプリメントを検索すれば、送料無料かつポイント還元されるお得な商品を見つけられますよ。
送料無料ライン対応ショップを利用しよう
近所のスーパーやドラッグストアとほとんど変わらない値段であれば、楽天市場で購入するほうがおすすめです。楽天市場では「送料無料ライン対応ショップ」を利用すると、税込み3,980円以上の購入で送料無料になります。
重たい商品でも送料無料で自宅まで届けてもらえる上にポイントもつくので、普通にスーパーで購入するよりもメリットは多いです。
楽天市場への出店のメリット・デメリット
それでは最後に、楽天市場へ出店する“メリット”と“デメリット”について取り上げておきます。 その前にあなたにお伝えしておきたいことは、楽天市場はけっして「ラク」なネットショップ開設サービスではないということです。 出店には審査がありますし、出店料もほかのサービスに比べると高額です。
ですが、結果的に、どこよりも成功への近道となるショッピングモールだと、スタッフ一同誇りをもっています。
まずは、楽天市場へ出店していただく場合のメリットを表にまとめてみました。
楽天市場への出店、9のメリット
●集客に強く・お客様から信頼される店舗をもつことができる
利用者が多く、信頼感がある
楽天市場が開催するキャンペーンに参加することで、売上げを伸ばすことができる
「楽天ポイント」が使えるため、楽天市場を使うお客様がリピーターになりやすい
アフィリエイトによる宣伝・集客効果が期待できる
模造品対策など、ルール違反をしている店舗の取り締まりや審査に力を入れている
不正注文を未然に防ぐシステムに力を入れている
●売上アップのためのノウハウを学べる(サポートの充実)
「楽天大学」などを介して、マーケティングスキルを向上することができるほか、他店舗との出会いがある
専任のECコンサルタントがつく
●ページの作成ツールや、店舗運営支援サービスが揃っている
ページを作成するためのツールが充実している
●集客に強く・お客様から信頼される店舗をもつことができる
1、利用者が多く、信頼感がある
楽天市場へ出店する最大のメリット、それは1億2,380万以上いる楽天会員ID(※)へ向けて商売ができることです(出典:楽天グループ株式会社「2021年度通期及び第2四半期決算説明会資料」)。 以下の表を見ていただければ分かるように、楽天の会員数は年々増加しており、その勢いは非常に大きなものとなっています。
2020年の国内EC流通総額は4兆5,000億円で、大手百貨店売上の約9.4倍近い数字となっています。
そのほか、楽天市場はインターネット通販市場において、市場全体の25.2%という非常に高いシェアを獲得しています。
つまり、楽天市場へ出店するということは、圧倒的な集客力をもったショッピングモールへ出店するということになります。 そしてそれは、他社のショッピングモールでは実現できないロケットスタートにもつながります。
また、楽天はテレビCMや野球などを通し、普段ネットで買い物をしない層にも認知されています。 なぜなら、今、多くのユーザーは、そのネットショップが信頼できるかどうか?を気にしながら買い物をしているからです。
それを示しているのが、下記の総務省のデータです。 以下の表は「ネットショッピングを利用しない人」の理由をまとめたものです。 このデータを見れば、「ネットショッピング事業者の信頼性が低いから」「セキュリティに不安があるから」という理由でネットショッピングをしない人たちが多くいることがわかります。
これはつまり、新規のお客様を獲得するためには、ネットショップの「信頼性」が非常に重要となるということを示しています。
そのため、楽天市場では、怪しいお店が楽天市場へ出店できないように厳しい審査をおこない、信頼できるお店が集まるショッピングモールを目指してきました。 そして、その結果、「楽天市場に出店しているお店なら安心して買い物ができる」という評価を得て、たくさんのお客様が訪れる圧倒的集客力のショッピングモールになったのです。
楽天市場で出店するということは、こうした、“お店としての信頼”を手に入れることにつながります。
2、楽天市場が開催するキャンペーンに参加することで、売上げを伸ばすことができる
楽天市場では定期的にセールやキャンペーンを開催することにより、楽天市場というモール全体へのリピーター獲得につなげています。
中でも最大のセールは「楽天スーパーSALE(セール)」です。 このスーパーセールの時には「ポイントが●倍になる!」ということで、たくさんの楽天会員が楽天市場へ押し寄せます。
これ以外にも、複数の店舗で買い回りをすればするほどポイントがアップする「お買い物マラソン」や、楽天がスポンサーとなっている『楽天イーグルス』『ヴィッセル神戸』が勝った翌日に行われるポイント還元のキャンペーンなどもあり、会員の注目を継続して集める仕組みがたくさんあります。
また、楽天ポイントは、商品を購入したときだけでなく、アンケートなどに回答することでもカンタンに貯まりますので、「気が付けばポイントがたくさん貯まっていた」という会員も多く、「せっかくだし、ポイントを使って買い物をしよう!」という形で購買意欲を刺激され、たびたび楽天市場を訪れる会員はたくさんいます。
3、「楽天ポイント」が使えるため、楽天市場を使うお客様がリピーターになりやすい
楽天ポイントは楽天市場だけでなく、楽天グループ内のサイトである「楽天トラベル」での旅館・ホテルの申し込みや、楽天のクレジットカードである「楽天カード」で支払いを済ませたときにも貯まります。 ポイントが貯まると、先述したように、「せっかくポイントが貯まっているのだから、何か使わないと」という心理トリガーが発動するため、リピート訪問するきっかけにつながります。
4、アフィリエイトによる宣伝・集客効果が期待できる
楽天市場で出店すると自動的に「アフィリエイト」サービスを介した販促が可能です(楽天アフィリエイト)。 楽天市場の商品を自分のサイトやブログでアフィリエイトしているユーザーはとても多く、アフィリエイターの紹介による集客効果が、楽天市場の集客力を高めているひとつの強みともなっています。 しかも、アフィリエイターは、あなたが気づいていない視点で商品を紹介するケースがあり、“あなたのお店のあらたな魅力”を多くの人に知ってもらうきっかけにもつながります。
5、模造品対策など、ルール違反をしている店舗の取り締まりや審査に力を入れている
楽天市場ではお客様に安心して買い物をしていただくために、2014年に「品質向上委員会」を設立し、どこよりも安心・安全なショッピングモールを目指し、お店や商品の品質を守るためにさまざまな対策をおこなってきました。
「模造品対策」もそのひとつで、模造品の疑いがある商品については、ブランドの権利者や団体等に協力を依頼し、調査を実施しています。
この模造品の調査に協力しているブランド数は1,000超。 一般社団法人ユニオン・デ・ファブリカンや一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)などの団体とも、模倣品対策および著作権などの権利侵害品などにおいて協力関係を築いています。
そして、万が一、ルールに違反している店舗を見つけた際には、その店舗のサービス停止や出店契約解除等の厳正な対処をおこないます。
これらの対策によって、楽天市場で買い物をするお客様がさらに安心して買い物を楽しめるようになり、楽天市場全体、ひいてはあなたのお店の売り上げアップにもつながってくるのです。
6、不正注文を未然に防ぐシステムに力を入れている
楽天市場は不正注文の防止にも力を入れています。 不正に手に入れたクレジットカードを使った詐欺行為に対しては、配送先を空き家にすることが多いことから、賃貸サイトで有名な「HOME’S」と協力し、空き家調査を実施しています。
また、不正注文に関しては、定期的なパトロールをしているほか、データを活用して不正注文をストップする仕組みを取り入れています。 それにより、過去の実績としては、2015年は約72億円分の不正注文をストップさせました。
●売上アップのためのノウハウを学べる(サポートの充実)
7、専任のECコンサルタントがつく
これもまさに楽天市場ならではのサービスです。 楽天市場で出店すると、あなたのお店にネットショップ専任のECコンサルタントがつきます。 このECコンサルタントは、ネットショップの売上アップ施策の相談や、何かトラブルが起こってしまったときなどに相談できる強い味方。 ひとりでがんばるのは大変ですが、心強いパートナーと一緒なら、がんばれることも多くあるはずです。
●ページの作成ツールや、店舗運営支援サービスが揃っている
8、ページを作成するためのツールが充実している
ネットショップにおいて大切なデザイン。 デザインひとつで売上が変わることもあることから、プロのデザイナーに頼まれる方も多くおられます。 ただ、プロのデザイナーに頼むと、ちょっとした修正や変更で料金がかかってしまうもの。 そのため、できることなら、自分でページのデザインを作りたいものです。
そこで、楽天市場には、出店している店舗様に対する店舗運営支援サービスであるRMS Service Square(RMSサービススクエア)というサービスがあります。 RMS Service Squareでは、“売れる”お店への近道となる信頼できる撮影・制作会社や、便利な制作支援ツールを効率良く探せ、直接申込できるサービスをご用意しています。 はじめてのページづくりでも、ページ制作が手軽になるツールがあれば安心ですね。 制作ツールについては以下よりご確認ください。
いかがでしょうか。 これらが、楽天市場で出店するメリットです。
では、続いて、楽天市場で出店するデメリットをお話しします。
楽天市場への出店に関しては、ネット上でたくさんの記事がありますが、それら記事の中には一部、大きく誤解をされている記事もあります。 そこで今回、デメリットについてお話しする中で、それらの誤解を払拭してゆければと思います。
楽天市場への出店、ふたつのデメリット
●楽天市場への出店のデメリット
他社に比べて出店料が高い
一部のプロモーションが自由にできない (たとえば、お客様のメールアドレスを外部に保存できない)
1、他社に比べて出店料が高い
楽天市場のデメリットとしてまず挙げられているのが、出店料の高さです。 たしかに、他社と比べると、楽天市場への出店料は高く感じます。
ただ、この出店料を高いと感じられる前に、実店舗(テナント)を立ち上げることを考えてみていただければと思います。 もし、表参道や銀座といった人気のエリアに実店舗(テナント)を立ち上げるとすると、10坪くらいの路面店でも、40万~50万/月くらいのテナント料はかかります。 楽天市場と銀座や表参道を比べるのはナンセンスと思われるかもしれませんが、先述の通り、楽天市場への来店数は、大手百貨店グループの5倍以上。 表参道や銀座などに負けないような集客力が楽天市場にはあるのです。
何度も言うようですが、どれだけよい商品を扱っていても、その商品の存在を広く知ってもらわないと売上にはつながりません。 商売を成功させるためには、多少賃料が高くても、人の往来の多い場所にお店を構えることは定石なのです。
もし、人の往来が少ない場所でお店を作ってしまうと、お客様からのフィードバックが得られにくくなり、お店をよくするためのPDCAサイクルを回しづらくなります。 その結果、ライバル(競合)にどんどん差を付けられてしまうリスクが生まれます。
ネットショップの運営に正解はありません。 よって、できるだけ素早くPDCAサイクルを回し続け、“お客様に愛されるお店とはどういったお店なのか?”という気付きを得ることはとても大切なのです。 そういったことを考えると、最初に出店する場所は、思い切って人の往来の多い場所を選んだほうがよいということがわかってくると思います。
ただし、普通、人気のある場所は既に多くの店舗にとられています。 しかし、楽天市場のような“バーチャル空間にある場所”であれば、ほかのお店に場所が占領されているということはありません。 また、実店舗に比べると、非常に安価な費用で出店することができます。
そういったことを踏まえていただいた上で、“楽天市場の出店料は本当に高いのか?”ということを考えていただけるとうれしく思います。
2、一部のプロモーションが自由にできない (たとえば、お客様のメールアドレスを外部に保存できない)
続いてよく話題に出るデメリットが、楽天市場では「お客様の個人情報をダウンロードできない」というものです。 たとえば楽天市場では、店舗の管理画面からお客様のメールアドレスをダウンロードすることはできません。
実はこの仕様にも“理由”があります。 その理由とは、ショッピングモール全体の信頼を高めるため、個人情報の漏洩防止に力を注いでいるというものです。
昨今、多くのサイトで個人情報が漏洩したというニュースを聞きます。 そして、個人情報の漏洩が原因で、サイトが閉鎖に追い込まれるケースも増えてきました。
たとえば、楽天市場の場合、ひとつのお店が誤ってお客様の個人情報を漏洩してしまうと、そのお店だけの問題ではなく、楽天市場というショッピングモール全体の問題となります。 そうなれば大変です。 ひとつのお店の売上だけでなく、出店しているすべてのお店の売上に影響するからです。
いわゆる「クラッカー」と呼ばれる攻撃者は、どんなに大きなサイトでも、そのセキュリティの穴を見つけて、個人情報を漏洩させようとします。 これを防ぐためには、システム側のセキュリティを堅牢にする必要がありますが、最近、それだけではダメだということがわかってきました。 なぜなら、個人情報の漏洩は、システム側の問題だけでなく、人間の人為的なミスによって起こることもあるからです。
たとえば、お客様の個人情報をUSBメモリなどに保存し、そのメモリをうっかり無くしてしまうようなケースは、システム側では防ぎようがありません。
こういった人為的なミスによる個人情報漏洩の事故を防ぐためには、お客様の個人情報を容易に持ち出しできないようにするしかありません。
そのため、楽天市場では「購入者の個人情報を出店者がダウンロードできないようにする」という仕様を導入しているのです。
一部の方からは「ダウンロードできるようにしてほしい」という要望があることは重々承知です。 ただ、上記のとおり、万が一のリスクを考えると、やはり今の仕様こそが安全なのです。
ただ、楽天市場では、その仕様が原因で何かマーケティング的なデメリットがあるわけではありません。 お客様のリストに対してメールマガジンを送ることはできますし、それ以外にも、様々なマーケティング施策を実施していただくことが可能です。 当然のことながら、管理画面ではお客様の個人情報を閲覧することが可能です。(そうでないと、商品の発送処理などができないため)
そもそも、楽天市場で出店されている49,000以上(2021/10/03現在)の店舗様は、今の楽天市場の仕様をご了承された上でお店を運営されておられます。 よって、お客様の個人情報がダウンロードできない、という点に関しては、大きなデメリットではないと考えています。
ちなみに、総務省の調査によると、個人情報流出を危惧しているインターネットユーザーは非常に多いことが分かります。
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