フリーランスエンジニアになるには
- maro00
- 2021年10月5日
- 読了時間: 7分
フリーランスエンジニアになるために必要なスキルとスキルアップ方法
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エンジニアがフリーランスとして長く働くために、身につけておきたいスキルとスキルアップの方法についてご紹介します。 「好きな仕事を選びたい」「収入をアップさせたい」「自由度の高い働き方をしたい」など、フリーランスエンジニアを目指す理由は人それぞれですが、実際にフリーランスになるには、どのようなスキルが必要となるのでしょうか。また、これからさらにスキルアップする方法はあるのでしょうか。 1. フリーランスエンジニアになるために必要な4つのスキル フリーランスは仕事を選ぶ際にも、働き方に関しても自由度が高い一方で、会社員とはまた異なったスキルも必要になります。 次にフリーランスエンジニアに必要な4つのスキルについて説明します。 1.1 ITスキル(技術力) フリーランスエンジニアになって、それなりの報酬を得ようとする場合は、やはりITスキル(技術力)や実務経験が必要です。 これまでの自分の経験や適性を生かして自分らしく働きたい人や、業務を通して新しい技術を習得しスキルアップにつなげたい人などにフリーエンジニアという働き方は最適と言えます。 採用側の企業に対して、エンジニアとしての能力を一番伝えやすいのはこれまでの実務経験です。もし実務経験がなくともその技術に対する知識や能力をアピールしたい場合には、関連資格やポートフォリオのように客観的に示せるものを持っておくことで説得力が上がります。 1.2 セルフマネジメント力 在宅型の案件では特に、周りの目がない分何かと怠惰になることも考えられます。 納品までの一連の業務をこなすためのタスク管理から、一日のスケジュールを自ら決めて行動することができるだけの自己管理能力、セルフマネジメント力が必要です。 自分で案件を選んで受注する、働く場所も選べるといった、比較的自由なイメージが強いフリーランスですが、自由であるがゆえ、受注から納品までの、仕事に対する責任が全て自分にあるということを自覚しておく必要があります。 1.3 営業力、交渉力 企業という後ろ盾がないフリーランスが、自分自身という人材をアピールして仕事を獲得するためには営業力や交渉力が必要になります。 自分の強みを相手に伝える営業力や、就業条件の交渉を身に着けておくことで案件の獲得に加え仕事の幅も広がり年収アップにもつながりますし、仕事を探す際、会社員時代の人脈やSNSの活用、知人からの紹介を受ける場合などにも大いに役立ちます。 フリーランス案件を多く取り扱っている支援のエージェント経由で探す方法場合には、それほど営業力は必要ありません。フリーランスエンジニアとしての経験が浅く慣れない場合や、営業に自信がなければ上手に活用しましょう。 希望の案件紹介や顧客との交渉、スキルシート作成のアドバイスなど行ってもらえるメリットもあります。 エージェント案件紹介サービスは、フリーランスエンジニアになりたいけれど、営業には自信がない、営業まで手が回らない、という方は、ぜひ利用したいサービスです。 1.4 確定申告・社会保険の知識 社会保険の公的手続きについては、会社員であればあまり意識したことがないかもしれません。納めるべき税金は毎月の給与から天引きされますし、年末調整は書類さえ提出すれば、あとは総務部などの担当者が別途手続きをしてくれていたと思います。 しかしフリーランスになった場合、このような公的手続きについても全て自分で行う必要があり、年1度の確定申告と健康保険や国民年金などの社会保険について知っておく必要があります。 確定申告は一定以上の所得があるフリーランスは必ず必要となるものです。会計ソフトを利用すれば会計(簿記)の知識がそれほどなくともスムーズに申告書類を作成できます。 しかしながら、確定申告はもちろん、社会保険制度などもその年により内容が変わる場合がありますので、フリーランスエンジニアであれば常に最新の情報を把握できるようにアンテナを張っておくことをおすすめします。 2. フリーランスエンジニアの仕事の種類(案件)と必要スキル フリーランスエンジニアの仕事の種類(案件)には、具体的には以下のようなものがあります。 案件の種類は常駐型と在宅型に分かれ、主にフリーランスエンジニアは常駐型の案件が多数となっています。ここでは職種別に、身につけておきたい技術について簡単に挙げてみたいと思います。
2.1 システム開発 システムエンジニアやプログラマーとして、アプリ開発から業務システムなど各種システム開発に従事する案件で、フリーランスSEの開発案件の多くは常駐型です。使用するプログラミング言語としては、JavaやC言語をはじめ、Ruby、PythonやPHPなど幅広くあります。 2.2 Webエンジニア Webアプリケーション開発や、HTML/CSSを用いてHTMLやCSSを用いてWebページを作成するマークアップエンジニア、Webデザイナー、JavaScript等を用いたフロントエンジニアなどWeb系の案件があります。 業務が一人でも完結するものについては、在宅案件もあります。応募にあたっては、ポートフォリオの提出を求められる場合もあります。 2.3 ヘルプデスク 社員や顧客からの問い合わせ対応を行うヘルプデスクです。ITスキルはもちろんのこと、システムに関する仕様に精通していることや、コミュニケーション能力も必要とされる職種です。 2.4 インフラエンジニア サーバーやデータベース等のシステム基盤の運用を行うサーバーエンジニア、インフラエンジニアやネットワークエンジニアの業務もあります。コンフィグ管理や技術書を読みこなすための英語力があると、仕事の幅も広がります。 今後はAWSやAzure、GCPといったクラウドやセキュリティの知識と経験も必要不可欠となっていくでしょう。 会社員として、企業で数年間の業務経験を積み、スキルやノウハウを得た上で、自分の経験や強みを生かした案件を選ぶことできるのが、フリーランスの最大の魅力です。 しかし、いつも希望する案件が存在するとも限りません。フリーランスのメリットやデメリットをしっかりと把握して、対策を立てておくことが大切になります。 3. フリーランスエンジニアのスキルアップ方法 IT業界では常に新しい技術が求められいています。フリーランスのエンジニアが継続して案件を獲得していく為には、キャリアアップを心がけ、技術の獲得にも貪欲でなければなりません。ここでは、弊社エンジニアも日常的に活用しているエンジニアとしての具体的なスキルアップ方法を紹介したいと思います。 3.1 勉強会、イベント、セミナーに参加する ツイッターやフェイスブックなどSNSのコミュニティーや技術者用のリソースなどを利用してエンジニア向けの研修やセミナーに参加する、という方法です。 SNSには数多くの情報が発信されているので、興味に合うセミナーを見つけることが簡単にも思えますが、誰でも発信できるため内容には良し悪しがあります。自分のスキルの引き出しを増やす程度に情報を得る、という考えで望むことも大切と言えるでしょう。 3.1.1 フリーランスエンジニア向け勉強会・イベントを見つけられるサイト ・connpass connpassは、エンジニアをつなぐ IT勉強会支援プラットフォームです。地域ごと、月ごとに開催される勉強会を確認出来ます。ほぼ毎日のようにどこかで勉強会が開催されています。 ・サポーターズColab 初心者向け、若手エンジニアが「技術でつながる」仲間探しサービスということを謳っているサービスです。若手エンジニア向けの技術勉強会やミートアップをほぼ毎日開催。少人数制で最新の技術や各社の開発ノウハウを知ることができます。 ・TECH PLAY 面白そうな勉強会が簡単に見つかればいいのに!という思いから生まれたサービスです。TECH PLAYでは、テクノロジーに関わる様々なイベント・勉強会・講演会・交流会・カンファレンス・セミナーなどの情報を集約して掲載しています。 3.2 レベルの高い仕事に挑戦する 自身のスキルより上のレベルの仕事に挑戦しながらスキルアップするという方法です。もちろん案件を請け負う場合は、スキル相当でなければなりませんが、現場で挑戦できそうな技術を試みてみることで、「最先端の技術を実践できる上にスキルアップにもなる、そして実績にもなる」という一石二鳥の習得法となるわけです。 そのためには、スキルアップできそうな案件を選ぶ事もポイントです。常日頃から最先端の技術にアンテナを張っておくことを心がけましょう。 3.3 書籍から正しい情報を得る 書籍から技術を学ぶことのメリットは何よりも情報の信頼性、信用性がある方法ということです。おすすめの方法として、まずは技術系雑誌などで幅広く情報を得て、その中で特に気になる技術については技術書などで更に深く学ぶ、という手順もあります。
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