ワクチン接種証明書とは
- maro00
- 2021年12月21日
- 読了時間: 3分
厚生労働省によると、ワクチン接種証明書は、予防接種法に基づいて各市町村で実施された新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の事実を公的に証明するものとして、接種者からの申請に基づき交付するものです。 ゆくゆくはデジタル化された証明書が運用される予定ですが、当分の間は書面による交付となる見込みです。
スマホアプリは2021年12月20日に開始予定で、利用にはマイナンバーカードが必要です。
対象となる人
国内でコロナワクチンを接種済みの方が対象です。現在は、海外渡航の予定があり、渡航先の国で証明が必要な方のみが申請可能です。
今後は、接種証明書アプリの公開に合わせて、アプリと紙どちらでも「国内用」と「海外渡航用」がある形となり、海外渡航の予定に関わらず取得可能になる予定です。
1. ワクチン接種証明書とは
ワクチン接種済みであることを証明するもので、ワクチンパスポートとも呼ばれます。
国が発行するワクチン接種証明書には「海外渡航用」と「国内用」があります。どちらも、申請による紙での交付と、専用のスマホアプリによって手元で表示する方法に対応しています。(ただし、アプリの利用にはマイナンバーカードが必要です)
また、国内の用途においては、これらの証明書を改めて取得しなくても、接種会場で受け取る「接種済証」も接種証明として有効とされています。
海外渡航用
外国との往来の際にワクチン接種を証明するためのものです。
入国の際にワクチン接種証明書を示すことで、隔離などの防疫措置が軽減される場合があります。使用できる国は、外務省から発表されています。
国内用
国内で接種証明が必要になるのは、次のような場面です。
飲食店の利用やイベント参加においての確認(行動制限緩和に向けた実証実験等)
ワクチン接種済みの方に特典を提供する際の確認
接種証明アプリの提供開始に合わせて、国内用の紙での交付も開始される予定です。(以前は海外渡航用のみ交付されていました)
紙の接種証明書
紙の接種証明書は、お住まいの市区町村に申請して交付を受けることができます。
現在は海外渡航用のみ申請可能です。アプリの公開に合わせて国内用の申請も可能になる予定です。
必要書類
申請書(市区町村ごとの書式)
パスポート(海外渡航用の場合)
本人確認書類(国内用の場合)
ワクチンの接種券と接種済証(または接種記録書)も必要な場合があります。これらは、アプリの公開に合わせて国内用の申請が開始される際に、運用変更により不要となる予定です。 申請方法 住所地の市区町村に対して、窓口または郵送での申請を行います。原則として郵送での申請を求める市区町村もあります。 申請から発行までは、1週間から10日程度かかると説明している市区町村が多いです。 手続きの詳細は、お住まいの市区町村のホームページなどをご確認ください。
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