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転職は当たり前の時代に?

  • 執筆者の写真: maro00
    maro00
  • 2021年10月3日
  • 読了時間: 31分

更新日:2021年10月6日


「転職するのは当たり前」とは言われるけど、本当にそう?――そんな疑問に答え、ビジネスパーソンを対象にアンケート調査を実施しました。実際に転職や転職活動の経験がある人はどれくらいいるのか、世間のビジネスパーソンは転職に対してどんなイメージを抱いているのか、また、転職にあたって意識しておきたいことをお伝えします。



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  • 転職・転職活動をしたことがある人は6割以上。40代では8割を超える

  • 5割以上の人が、転職に対して「ポジティブ」イメージを抱く

  • 「ポジティブ」なイメージを抱く人の理由は4パターン

  • 転職が当たり前になりつつある中で、今の仕事で意識しておきたいこと

転職・転職活動をしたことがある人は6割以上。40代では8割を超える 全国の20代~50代の働く男女209人(男性:120人、女性:89人)にアンケート調査を実施。「転職活動したことはありますか?」という質問に対して、「転職活動をして、実際に転職した」が52.6%と半数以上を占め、「転職活動をした(転職しようと実際に企業に応募はした)が、転職はしていない」(12.4%)と合わせると65.0 %の人が、転職活動に対してアクションを起こした経験がありました。 Q1.転職活動したことはありますか? 総合 年代別 年代別に見てみると、転職活動へアクションを起こした人(転職活動をして、実際に転職した/転職活動したが、転職はしていない)の割合は以下の通りでした。 年代転職活動へアクションを起こした人20代60.7%30代64.1%40代80.8%50代54.1%年代を重ねるほど必然的に転職経験者も増えていきます。しかし、実際に転職しなかった人を含め、転職へアクションを起こした人は50代が5割程度なのに比べ、40代では8割を超えています。したがって、この年代から世の中で転職が「当たり前」になってきたと思われます。 そして、まだ社会人経験が浅い20代でも、転職・転職活動の経験者はすでに6割以上に達しています。この年代が今後経験を積んでさらなるキャリアアップを目指す、あるいはライフステージの変化に対応するなどの理由で転職へ動くことが予測できますので、この割合は今後、さらに高まりそうです。

5割以上の人が、転職に対して「ポジティブ」イメージを抱く 「転職することについてポジティブかネガティブか、どちらの印象を持っていますか?」という質問に対しては、「ポジティブ」(26.3%)「どちらかといえばポジティブ」(26.8%)と、ポジティブなイメージを持っている人が53.1%と半数を超えました。対して、「ネガティブ」(5.7%)「どちらかといえばネガティブ」(8.6%)は14.3%にとどまっています。

Q2. 転職することについて「ポジティブ」「ネガティブ」、どちらの印象を持っていますか? 総合 年代別 年代別に見た「ポジティブ・どちらかといえばポジティブ」「ネガティブ・どちらかといえばネガティブ」の割合は以下のとおり。 年代ポジティブ・どちらかといえばポジティブネガティブ・どちらかといえばネガティブ20代67.9% 9%30代54.7% 18.8%40代 50. 0% 11.6%50代37.5% 18.8%30~40代では「ポジティブ」が半数以上を占め、20代では7割近くに達しました。若い世代ほど、転職に対して前向きなイメージを持っていることがわかります。 なお、「どちらでもない」と答えた人は全体の約3割。その理由としては、「個人の事情によってポジティブでもネガティブでもある」「転職するのも転職しないのも、両方にリスクがある」という意見が多く見られました。

「ポジティブ」なイメージを抱く人の理由は4パターン 転職に対してポジティブなイメージを抱いている人にその理由をたずねたところ、大きく分けて5つのパターンが見られました。

待遇や環境が良くなる 「給料が上がり、待遇も良くなるから」(46歳/男性/IT・通信) 「より自分の望む環境に身を置けるようになるから」(25歳/男性/商社) 「今の会社が合わないなら、会社なんてごまんとあるのだからさっさと辞めた方が人生幸福だと思うし、ステップアップのための転職ならば1つの会社に留まる意義なんて薄れている」(23歳/女性/IT・通信)

これまでの経験やスキルを活かせる 「身に付けたことを活かせるから」(44歳/男性/教育) 「自分の経験を買ってもらえるから」(44歳/男性/メーカー) 「今の会社以外に自分が役立つ場所があると思うから」(52歳/女性/IT・通信)

経験・視野の幅が広がる 「いろんな経験ができるから」(34歳/女性/メーカー) 「他の世界を知るのは良い機会と考えるから」(44歳/男性/金融) 「キャリアアップにつなげるだけでなく、さまざまな業界・業種を体験することができる数少ない手段だから」(27歳/男性/IT・通信) 自分を変える、チャレンジする機会である 「新しい自分を見つけることができる」(23歳/男性/サービス) 「より良い自分に近づきたいための行動だから」(49歳/女性/サービス) 「新しいことにチャレンジするのはいいことだと思う」(35歳/女性/IT・通信) 「自分を変える、自分が変わることが求められるから。転職活動では自分をアピールし、選択した結果が自分に対してプラスになるよう考えて進めている」(54歳/男性/メーカー) そのほかにも「今はそういう時代だから」(25歳/女性/サービス)、「自分を取り巻く労働環境は刻々と変化する。それに適合するために行動を起こすことが必要だと思うから」(42歳/男性/IT・通信)と時代の流れから今後のキャリアを見据え必要なものである、と考えも見受けられました。


「ネガティブ」なイメージを抱く人の理由とは? 一方、転職に対するイメージを「ネガティブ」と答えた人にも、その理由を聞きました。 複数見られたのは「今の会社に満足」というもの。つまり、転職そのものに抵抗感を抱いているというより、「転職する必要性を感じていない」ということのようです。 そのほかの理由としては、以下の回答が見られました。 「面倒」(32歳/男性/金融、38歳/男性/サービスほか) 「『退職する』ということに後ろめたさを感じる」(31歳/女性/サービス) 「退職金が減る」(28歳/男性/金融) 「未知なのは怖い」(34歳/女性/IT・通信) 「自分に自信がない」(32歳/男性/商社) 「実力がない」(59歳/男性/メーカー) 後半3つの意見は「転職先で活躍できないのではないか」という不安からきているようです。 転職にネガティブイメージを持つ方もいますが、65%以上が企業に応募したり、実際に転職を経験したりしていることや、20代の転職者も増えてきていることから、さらに転職が当たり前になっていく時代が予想されます。 そういった時代の流れの中では、「必要性のなさ」や「漠然とした不安」から転職に対してネガティブであり続けることは、かえってリスクになるかもしれません。先のキャリアを考える上で、転職の可能性を排除せず、次のような視点で準備をしておきましょう。

転職が当たり前になりつつある中で、今の仕事で意識しておきたいこと 今の会社での成果を、転職先(他社)でも再現できるか? 仕事で成果を出す上で、「今の会社の中だけで通用する仕事になっていないか、もし他社に行ったとしても、同じクオリティの仕事ができるか」を意識してみましょう。 例えば自社のブランドなどのおかげでできたこと、自分ならではの創意工夫があってできたこと、経験から学べたことなどを、客観的に分析・整理し、他社でも再現できるように抽象化していきます。これらの分析は、実際に転職をする、しないに限らず、汎用的なスキルを磨く上では重要です。 また転職の際は、応募先企業に「その会社のブランドや資源があるから出せた成果であり、自社では再現できない」などと見なされてしまうこともあります。今の会社での成功体験が自分の中で「ノウハウ化」されており、それが「ほかの会社でも活かせるかどうか」という視点を持つことが大切です。


転職市場でニーズのあるスキルや経験は何か? 転職市場には「トレンド」があります。ニーズが高まっている経験・スキルとはどんなものなのか、アンテナを張って情報収集しましょう。自分の経験が求められていると判断すれば、転職活動をしてみるのも手。経験・スキルが足りていないと思えば、今の会社で異動願いを出す、あるいは新規プロジェクトに率先して手を挙げ、新たな経験を積むなど、市場価値を高めるアクションを起こしてはいかがでしょうか。

自分の市場価値やニーズを把握するためのテクニック外を意識し、市場価値やニーズのトレンドを把握するための具体的なテクニックとしては、以下があげられます。

フリーランスエンジニア向け↑

  • 転職サイトや転職エージェントに応募をして、企業からのアプローチを見てみる

  • 実際に職務経歴書を作成し、定期的にアップデートする

  • カンファレンスやコミュニティにでてみる

自分の市場価値をつかむには、転職サイトに登録し、サービスを活用してみるのも手です。職務経歴書や履歴書といった応募書類や希望条件を登録しておくと、自分に興味を持った企業からオファーが届く「リクナビNEXTスカウト」サービスを利用できます。「こんな業界・企業にも転職できる可能性があるのか」と新たな発見ができるかもしれません。 あるいは、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、転職のプロによる客観的な視点で経験・スキルを診断してもらい、どのように活かす道があるかアドバイスを受けてもいいでしょう。 また、社外を意識して、実際に自分の市場価値を試したい場合には、カンファレンスや社外コミュニティに参加してみるのも一つです。「社会人インターンシップ」や「社外ディスカッション」を通じ、企業の案件に携わることができる「サンカク」というサービスもあります。


転職理由の考え方と、面接で聞かれたときの回答例


面接で必ず聞かれる質問のひとつが、「転職理由」です。 転職理由は、必ずしも事実やホンネだけを伝えればいいというわけではありません。そのためか、一貫性があり企業が納得するような転職理由を考えるのに苦労している方も多いようです。 そこで今回は転職理由の考え方と回答例をご紹介いたします。

  • 企業が転職理由を聞くワケとは

  • 動画で学ぶ転職理由の伝え方

  • 転職理由をまとめるための3つのステップ

  • 転職理由の回答例

  • 転職理由は応募する企業選びにも役立つ


企業が転職理由を聞くワケとは 面接で企業が転職理由を聞くのはなぜでしょうか? それは、転職理由によって、応募者が入社後に活躍する人材なのかを見極めているからです。 業務経験やスキルは職務経歴によって確認することができますが、目指していることや働くモチベーションは職務経歴だけでは分かりません。「転職によって実現したいこと」を聞くことで、企業が求めている人物像に合っているか、そして入社後に意欲的に働けるかどうかを確認しているのです。 また、せっかく採用した大切な人材が入社後すぐに辞めてしまわないように、転職理由を通じて「応募者が入社後に同じ理由で転職してしまわないか」も確認しています。そのため、転職のきっかけとなった理由を通じて、応募理由は何かを伝えなければなりません。 そこで、転職理由を考える目安として、2割程度が「転職を考えたきっかけ(退職理由)」、8割程度が「転職によって実現したいこと」で構成すると伝わりやすくなります。

転職理由の考え方 動画で学ぶ転職理由の伝え方 転職理由の伝え方について、動画でポイントを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。 転職理由をまとめるための3つのステップ それでは具体的に、転職理由を3つのステップで考えてみましょう。 「上司と合わない」「評価が低かった」などの退職理由だけでは、「転職で実現したいこと」の十分な回答にはなりません。 あらかじめ転職理由を考えておかないと、転職を考えたきっかけである「退職理由」と「転職で実現したいこと」がうまくつながらず、面接でつじつまが合わなくなってしまうことも…。 転職理由は必ず聞かれる項目なので、しっかり考えて面接に臨みましょう。

STEP1:転職のきっかけを挙げる まず、転職のきっかけを思い出してみましょう。転職のきっかけは、もちろんネガティブな理由であっても構いません。 「残業が多い」「ノルマがつらい」「上司と合わない」など、あなたが転職を考えた理由を挙げてみます。 (例) ・毎日残業が多すぎてしんどい ・営業目標が高すぎて、ノルマがつらい ・命令口調で何もしない上司と合わない

STEP2:前向きな思いに言い換える 具体的な退職理由を挙げたら、その理由に隠されている前向きな仕事の思いを考えてみましょう。 本当は、何を実現したかったのでしょうか?退職理由の裏側にあるあなたの思いを導き出して、前向きな思いに言い換えてみます。 ・毎日残業が多すぎてしんどい →効率的に仕事を進めて成果を出していきたい ・営業目標が高すぎて、ノルマがつらい →顧客とじっくり向き合って関係を構築していきたい ・命令口調で何もしない上司と合わない →責任のある仕事を任されてもっと成長したい

STEP3:応募先の企業で実現したい目的を考える 退職理由を前向きな思いに言い換えたら、その思いが応募先の企業でどのように実現できるのかを考えます。 「先進的な効率化の取り組みをしている部門で仕組みづくりに関わりたい」「長期的な取引をする商材を扱っている事業部で顧客の信頼を得たい」など、「きっかけ」と「応募先の企業で実現したい目的」が、あなたの「転職理由」になるのです。 (例) 「以前の職場は書面を重視する文化があり、書類の作成と管理で多くの時間を割いていました。そのため作業効率を高めた社外事例やオフィスツールを学び、社内に導入したのですが、効率化が売り上げにつながる仕事に携わりたいという思いが強くなりました。営業部の業務改善によって御社の売り上げに貢献したく、応募いたしました」 転職理由の回答例 「転職理由」を応募書類にも書く場合は、150~200文字程度でまとめると読みやすくなります。 「転職理由」に、あなたの「応募先企業で働きたい」という意欲を込めてみてください。

営業の転職理由の回答例 年功序列の風土があり、先輩から決められた商品を案内することが求められていました。 顧客との接点を強めて売り上げに貢献したく、企画提案や新規開拓をしたいと伝えたのですが、そのチャンスを与えてもらえませんでした。 提案力を高めて、売り上げに貢献できる営業として活躍したいと考え、幅広い商品が揃っていて、若手でも参加できるチャレンジ制度をお持ちの御社に応募しました。

一般事務の転職理由の回答例 前職では受注登録と請求管理を中心に、ミスなくスケジュール通りに事務処理を行うことが任務でした。 ミスを撲滅し納期を厳守するために、チェックツールと管理表を作成したところ、ミスだけでなく業務時間も圧縮することができました。 減らせた業務時間で仕事の幅を広げたかったのですが、社内の分業意識が高かったため、効率重視の社風と挙手制度を持つ御社で業務改善に携わりたいと考えました。

ITエンジニアの転職理由の回答例 顧客の要望をくみ取り、より良い製品開発に携わりたかったのですが、扱っていない領域は外注することが多く、意見が反映されにくい環境でした。 また、顧客への営業同行も慣例上行っておらず、進言してもなかなか実現しませんでした。 もっと幅広い知識を身につけ、顧客により満足してもらえるサービスを提供したいと考え、事業分野が幅広い御社への転職を希望しました。

転職理由は応募する企業選びにも役立つ 「転職によって実現したいこと」を明確にすると、転職理由が企業を選択するときの「軸」になるため、応募する企業を選ぶときにも役立ちます。 転職を検討し始めたら、早い段階で転職理由を明確にしておくと、迷いの少ないスムーズな転職活動ができるでしょう。 ただし転職理由にこだわりすぎて、応募先企業を絞りすぎるのは要注意。求人情報で転職理由に完全一致していなくても、実際に面接で話を聞いてみたらほぼ一致していた、ということもあるかもしれません。 また、面接を重ねていくうちに転職で実現したいことが変化する可能性もあります。転職成功の可能性を高めるためにも、実際に応募する企業は、転職理由との「部分一致」を目安に選んでみてはいかがでしょうか。


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収入アップや働く条件の改善など、成功すれば得られるメリットも多くなる転職。

しかし、メリットだけを見て転職を決めると、以前働いていた企業とは異なる労働条件や環境から、意外なデメリットが発生してしまうこともあります。

ここでは、転職によって考えられるメリットとデメリットを、様々な面から解説します。


収入に関する転職のメリット・デメリット

転職によって収入アップする方法としては、2つのパターンがあります。

ひとつは、給与水準の高い企業に転職することで、直接的に収入を増やす方法です。もうひとつの方法は、転職後に新たなスキルを身に付けたり仕事を覚えたりして自分の価値を高め、結果的に収入アップにつなげるというものです。どちらも、転職による収入面のメリットといえるでしょう。

一方で、転職をすることで収入が下がってしまうこともあります。まず、現職より給与水準の低い会社に転職すれば、収入が下がる可能性は高くなるでしょう。また、転職時は収入が上がったとしても、転職後の昇給率が低ければ、長い目で見るとダウンしてしまうかもしれません。

転職で一時的に収入が増えても、生涯年収で考えると損をしてしまうケースもあるのです。

また、今勤めている企業を退職するタイミングによっては、ボーナスをもらい損ねてしまうこともあります。ボーナスを受け取ってから退職できるよう、転職の時期を決めることも大切です。


社会的信用に関するメリット・デメリット

大手企業や知名度の高い企業へ転職をすると、前職よりも社会的信用がアップするというメリットがあります。

しかし、転職によって勤続年数がリセットされてしまうと、社会的信用が低下してしまうこともあります。

たとえば、住宅ローンや車のローンを組むとき、転職してすぐのタイミングだと審査が下りない可能性があります。一般的には、こうしたローンの審査に通るためには、勤続年数が2~3年以上必要といわれています。

マイホームや自動車を購入する予定がある場合は、転職のタイミングは慎重に判断すべきといえます。


企業規模から見た転職のメリット・デメリット

続いて、企業規模による転職のメリット・デメリットを見てみましょう。大企業、中小企業、ベンチャー企業それぞれに転職したケースごとに解説します。


大企業に転職した際のメリット・デメリット

大企業は、年金や保険といった基本的な制度だけでなく、家賃補助や資格支援制度など、独自の制度を整備している企業も少なくありません。

また、ネームバリューのある企業は社会的信頼も厚く、将来を不安視することなく仕事を続けられるというメリットもあるでしょう。給与面においても、ボーナスや各種手当、昇給率を考えると、一般的には中小企業よりも高い傾向があります。

一方、従業員数の多い大手企業は、その分、人間関係に悩む方も出やすいようです。長きにわたって社風や企業文化が浸透しているため、それが窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。

新しいアイディアを提案しても、会社の規模が大きいために、実現が難しかったり時間がかかったりといった側面もあります。


中小企業に転職した際のメリット・デメリット

中小企業で働くメリットには、幅広い仕事に携われることや、意思決定スピードが早いといった点が挙げられます。

従業員が少ない分、コミュニケーションがとりやすいという特徴があります。また、少数精鋭でのチームワークを重視するために、それぞれの従業員が人間関係を大切にする傾向があるというのも、中小企業ならではといえるでしょう。

また、従業員一人あたりの裁量が大きく、社長や上司との距離が近いことから、個人の実力を発揮してアイディアを実現できるチャンスが多いというメリットもあります。

デメリットとしては、同じ業務内容でも、大手企業より給与が低くなる傾向があることが挙げられます。ボーナスや昇給率が業績によって変動したり、そもそもボーナス自体がなかったりということも珍しくありません。

また、大企業のようなネームバリューがなく、事業規模などが小さいとなると、会社の将来性や安定性が不安になるかもしれません。福利厚生や手当制度も大企業と比べて弱いところがあるため、事前にしっかり確認したいところです。


ベンチャー企業に転職した際のメリット・デメリット

従業員の平均年齢が若い傾向があり、新しい仕事も多いベンチャー企業は、仕事の自由度が高く、自分らしい働き方やアイディアを発揮しやすい環境といえます。

仕事の進め方が昔からの方法でこり固まっていたり、上司や先輩社員との関係を重んじたりするような企業から転職する場合は、こうした自由な環境が大きなメリットとなるでしょう。

注意したいのは、ベンチャー企業には、ちょっとしたつまずきで経営が不安定になりやすいリスクがあるという点です。また、ハードワークになりやすいということも注意したいところです。

従業員数の少ないベンチャー企業は、一人あたりの仕事量が多く、残業が多くて当たり前になっているところもあります。企業研究を行い、実際に働く従業員の声をきちんと調べた上で転職を決めることが大切です。


転職によるメリットを得るための2つのポイント

せっかく転職活動を行うからには、できる限りデメリットを回避し、しっかり転職のメリットを享受したいところです。

最後に、転職のメリットを最大限得るために大切な2つのポイントを見ていきましょう。


転職によって改善したい点を明確にする

転職活動をスタートする際は、転職によって改善したいポイントを決めることから始めることをおすすめします。

そうすることで、転職先に求める具体的な条件が明確になります。条件に合った転職先を選ぶことで、転職によるメリットが多く得られるでしょう。


転職エージェントを活用する

メリットを得るためには、自分だけで転職活動を進めるのではなく、転職エージェントを活用することをおすすめします。希望条件に合う案件を積極的に紹介してくれるため、入社後に後悔するリスクを大幅に軽減することができます。

さらに、面接日の調整や給与などの条件交渉のほか、面接対策や企業に関する情報提供も行ってくれるので、ストレスなく効率的に転職活動を進められるでしょう。

転職のご相談はエージェントへ


面接の流れを把握しましょう ITエンジニアの中途採用面接は「一次面接」と「最終面接」の2回になるのが一般的です。中には人事と現場担当者が別々に面接を行って「一次面接」「二次面接」に分かれるケースもあります。自己PRや転職理由、志望動機といった基本的な項目はどの企業でも必ず問われます。まずは、下の図で一般的な採用面接の段階と、面接自体の流れを確認しましょう。 上図「一般的な面接の質問の流れ」のように、面接の質問は同じような流れが多いですが、面接を担当する面接官の立場や、面接を受ける企業の業界ごとに質問の意図や評価するポイントは異なります。 もちろん面接官や企業にもそれぞれの個性があるため、一概に同じとは言えませんが、ある程度、質問意図や評価ポイントには共通点があります。まずはそれを基本として押さえた上で、企業ごとに求められる経験やスキルを把握して対策するのがよいでしょう。


【面接官別】ITエンジニアの面接でチェックされているポイント 面接を突破するために、面接官の立場ごとにどのようなポイントを見ているのかを確認しましょう。


人事担当、配属現場のマネジャー <一次面接> 一般的なビジネススキルの基本に加え、受け答えに一貫性があるかが見られます。配属現場のマネジャーに対しては実績や技術について具体的なエピソードを交えて話すことができれば、転職後に現場で活躍するイメージを持ってもらえます。お互いにミスマッチがないよう、面接を受ける側も現場との相性を見るとよいでしょう。

Pointチェックしているのはここ! 人事担当

  • ビジネスマナー

  • コミュニケーション能力

  • 論理的に話せるか

  • 企業カルチャーとのマッチ度

配属現場のマネジャー

技術/スキルのマッチ度

  • チームの雰囲気とのマッチ度

  • 協調性

  • 学習意欲/自己研鑽力


社長・役員 <最終面接> 技術要件はクリアしていると見られているので、最終面接では「入社意欲があるかどうか」を確認されます。転職理由と志望動機をキャリアビジョンに紐づけて、その会社でどう実現できるのかを話すことで、この会社で長期的に活躍できる人材であることをアピールすることがポイントです。

Pointチェックしているのはここ!

  • 入社の意欲

  • キャリアビジョンのマッチ度

  • 会社への貢献度

  • 採用の費用対効果


【業界別】ITエンジニアの面接でチェックされているポイント 応募する企業によって、業務のスピード感や求められる能力が異なります。企業の事業内容別にどのようなポイントを重視するのか確認しておきましょう。

Webサービス 特に、BtoC企業はアジャイル開発が中心で、チームで話し合いながらトライ&エラーで業務をスピーディーに進めます。面接では端的で明快な会話を心がけ、思考や作業が現場の速さについていけることを示しましょう。

Pointチェックしているのはここ!

  • PDCAのスピード感

  • コミュニケーション能力(会話のテンポ、協調性、論理的に話せるかなど)

  • 売り上げや効率化など、ビジネスへの貢献度を意識できているか


メーカー/ハードウェア/ソフトウェア/プラットフォーム 事業会社ではシステムが完成したら終了というわけではないので、長期的な視点の有無が見られます。例えば、導入後の運用やランニングコストを考えた設計ができるか、ほかのメンバーに引き継いでも分かりやすいコーディングをしているか、品質担保への取り組みなどです。社内SEは社内調整力も見られています。

Pointチェックしているのはここ!

  • 開発後を見据えたものづくり

  • 売り上げや効率化など、ビジネスへの貢献度を意識できているか

  • 企業の取り扱い領域に対する専門性

  • 社内調整力


SIer/ベンダー 商流によってチェックされるポイントが異なります。プライムベンダーは顧客折衝やベンダーの管理、ディレクション能力が重視されます。二次請けでは開発のスピードと正確性が見られます。企業によってアピールポイントを変えて臨みましょう。

Pointチェックしているのはここ!

顧客課題を解決した経験

  • 自走力

  • ストレス耐性

  • ベンダーや顧客との調整力

  • 客先常駐への適性


IT企業/コンサルティング会社 要件定義や顧客折衝の経験が問われます。特にコンサルタントの面接では、ケーススタディーで質問のラリーが続き、鋭く突っ込まれることがあります。論理的思考力の有無を判断されますので、課題をどう把握し解決するつもりなのか、事前準備できない課題に対しても長い会話のなかで整合性をとって答え続けることが大事です。

Pointチェックしているのはここ!

  • 上流工程の経験

  • 業界知識

  • ストレス耐性

  • 課題を特定する力

  • 仮説を立て、検証する力

  • PDCAを回す力


ITエンジニアの面接は、質問に対する答えを事前に深掘りしておくことが大切。キャリアアドバイザーが過去の質問の傾向を共有してくれることが多いので、事例が蓄積された転職エージェントの利用は面接対策にもおすすめです。 ITエンジニアの面接もおまかせプロ目線で個別にアドバイスサービスに申し込む。


  • まずは一般的な面接の基本を知っておく 面接の流れと質問~必ず聞かれる5つの質問と回答例文~

  • 話し方や面接リハーサルはお済みですか? 面接の前日までにやりたい3つの事前準備


ITエンジニアの面接 5つの質問ジャンルと回答のポイント 中途採用面接でよくある質問は以下の5つ。次の章から質問ごとに受け答えのポイントを解説していきます。 質問1 自己紹介/自己PR 質問2 転職理由 質問3 志望動機 質問4 活かせる経験/実績/スキル 質問5 逆質問 5つに共通する受け答えのポイントは以下のとおりです。また、Web面接は声が小さくなりがちで表情が見えにくい傾向があるので、事前に環境を確かめて練習しておきましょう。 ・「意図+行動+結果」の3点セットで話すこと ・結果は、端的かつ定量的に伝えること ・明るい表情や話し方を心がけること

質問1【自己紹介/自己PR】質問例と受け答えのポイント 【質問例】 経験を交えて自己PRをお願いします。

【OK回答例】  ~SIerのシステムエンジニアの例~ 流通や小売りに強みを持つSIerのプログラマとして20xx年に入社し、その後、SEとして5年間の経験を積みました。 主に販売・在庫管理の案件を多く担当し、LinuxとJavaの言語を用いてオンプレミス型の開発を行っていましたので、小売業界の開発には自信があります。 また、SEとしての通常業務だけではなく、PMのサポート役として要件定義や顧客折衝などの業務も4件ほど担当しています。顧客の要望を適切に設計に反映させることはもちろんですが、在庫管理システム更新の開発案件ではクラウド型の見える化を提案するなど、積極的に新しい取り組みも行っています。 この案件では、当初はコストの高さにより難色を示されたのですが、顧客にとっていかに長期的な利益をもたらすかという点を粘り強く説明して採用に至りました。その結果、発注業務の所要時間が50%削減され、欠品率は0%になりました。

【面接官の質問意図】 ・自分の業務内容やサービスを適切に理解しているかを知りたい ・業務でどのような実績があるか。またその実績が再現性の高いものかを知りたい ・業務に取り組む姿勢を知りたい

【答え方のポイント】 ・経験年数、使用言語、技術、業界などを具体的に入れ込む ・特にアピールしたい強みはエピソードを交えて、結果を定量的に語る ・応募先の企業にとって有用性の高いスキルを見つけてアピールする ・長くても1~2分で簡潔に話す

【質問のバリエーション】 質問の仕方は違いますが、下記の質問も質問の意図や答え方のポイントは似ているので、上のOK回答例をアレンジして答えましょう。 ・自己紹介をしてください ・ご自身の強み/弱みは何ですか? ・どんなサービスに携わってきたのか、簡潔にまとめて教えてください ・組織の中で、どのような役割を担ってきたかを教えてください


質問2【転職理由】質問例と受け答えのポイント 【質問例】 なぜ転職を希望しているのですか? 【OK回答例】  ~SIerのプログラマの例~ 私は、要件定義などの上流工程に仕事の幅を広げたいと思い、転職を希望しています。現在の主な仕事はプログラミングですが、システムを変えたほうが顧客にとってより良いと気づいても、案件の進行上、間に合わないことも多くもどかしい思いを抱いていました。 そこで、より上流の段階で顧客に最適な設計をしたいと思い、要件定義や設計の勉強をして、社内でも積極的に手を挙げて少しずつ上流工程に携わっています。ですが、二次請けの業態では上流工程を担うチャンスの絶対量が少ないため、御社のようなプライムベンダーでより多くの顧客の課題を解決したいと考えています。

【面接官の質問意図】 ・応募者が転職で改善したいことを自社で実現できそうか ・不満が原因の場合、自社でまた同じようなことが起きて辞めてしまわないか ・転職理由となった不満や不安を、自身で改善・解決するための行動を起こしたか ・業務に取り組む姿勢を知りたい(モチベーションや不満のポイントを把握して、自社とのマッチ度をはかる)

【答え方のポイント】 ・キャリアアップなど、できるだけ前向きな転職理由を前面に出す ・キャリアプランや働く目的との一貫性を持たせる ・言わないことを決めておく(例えば、残業を減らしたいなど、条件軸の転職理由は言わないなど) ・現状の不満を理由として伝える必要がある場合は、客観的に納得感のある原因で、自らの改善行動も添える。さらに結論は前向きな姿勢で終わらせること

【質問のバリエーション】 質問の仕方は違いますが、下記の質問も質問の意図や答え方のポイントは似ているので、上のOK回答例をアレンジして答えましょう。 ・転職活動では何を基準に企業を選んでいますか? ・なぜ××エンジニアから〇〇エンジニアへキャリアチェンジしたいのですか? ・なぜシステム開発会社から社内SEへの転職を希望されているのですか?


質問3【志望動機】質問例と受け答えのポイント 【質問例】 なぜ当社に応募したのか、志望動機を教えてください。 【OK回答例】  ~SIerのシステムエンジニアの例~ 御社でなら、システムを納品した後も視野に入れ、細かい改善を積み重ねながらの課題解決を実現できると考え、志望いたしました。現職では、SIerのSEとしてさまざまな業界のパッケージ商品を手がけています。プロジェクトマネジャーの補佐として要件定義や顧客折衝を行っていくにつれて、顧客の課題解決にはシステム開発だけでなく、導入後に運用して改善していくプロセスが重要だと実感しております。 御社では、社内SEとして開発から運用、企画まで含めた全体を見据えた施策を担当できることに大きな魅力を感じています。また、同業他社と比べても御社は積極的にIT投資をされています。運用保守だけでなく新しい技術の導入にも携わり、業務改善に取り組みたいと考えて御社を志望しております。

【面接官の質問意図】 ・自社への志望度の高さ、志望理由と自社の方向性がマッチしているか知りたい ・今までのスキルをどう活かしていこうと考えているのかを知りたい ・自社のどの点を魅力に思ってくれているのかを知りたい

【答え方のポイント】 ・自分が働くうえでの軸となる目標やモチベーションを明確にして伝える ・企業のどこに魅力を感じ、その魅力に対してどのように貢献していくつもりかを伝える ・企業研究を行い、この企業でなければならない理由を探して伝える

【質問のバリエーション】 質問の仕方は違いますが、下記の質問も質問の意図や答え方のポイントは似ているので、上のOK回答例をアレンジして答えましょう。 ・あなたの技術を活かして、当社ではどんなことを実現したいですか? ・なぜ当社を志望するのですか? ・入社10年後にはどうなっていたいですか?


質問4【活かせる経験/実績/スキル】質問例と受け答えのポイント 職務経歴書に書いたプロジェクトの詳細説明から始まり、その内容を受けて面接官が工夫点や解決した課題について次々と質問を重ねる、という形式が多いです。担当したプロジェクトを成功した点や失敗した点の両面から深掘りしておきましょう。 【質問例】 職務経歴書に記載されているXXXのプロジェクトについて、詳しく話してください。 【OK回答例】  ~SIerの運用保守担当の例~ 会社として数年来請け負っていた、医療系ベンチャーの大規模なシステムの運用保守案件に割り当てられてから、業務効率化できる部分が大きいと考えて積極的に環境整備を行いました。まず、属人的になっていたコーディングルールを整えるため、部分的にコードを修正し、コードに添えるコメントや条件式などのテンプレートを用意し、構造化を図りました。結果として、バグ発生時の原因特定が速やかになり、保守の負担が軽減されました。 また、社内のコミュニケーションツールの運用を主導し、コーディングの手引きをまとめるなど、ちょっとした気づきを共有できる場づくりにも努めました。開発は常に可読性の高いコーディングを行い、検証作業や後々の保守作業が円滑に進むように心がけています。 【質問例】 ベンチャーの医療系システムでは、柔軟性が大切になってくると思いますが、コーディングルールを標準化することによって、個別の対応が遅くなるなどの弊害が生まれませんでしたか? そこに対してどう対処しましたか? 【OK回答例】  ~SIerの運用保守担当の例~ おっしゃるとおり、担当していたシステムではもともと頻繁な仕様変更や個別対応が必要なこともありました。私も柔軟性と標準化をどう両立させるか、という点が重要だと感じていましたので、事前にシステムのどの部分に自由度をもたせるべきか、ヒアリングと数年間の個別対応要請の数値化を行いました。そのデータをもとに標準化する部分の切り分けを行いましたので、仕様変更などの対応も大幅な遅延はなく対応することができています。 【質問例】 既に問題なく動いていたシステムに、新たな工数をかけることに顧客は消極的ではありませんでしたか? どう説得したのですか? 【OK回答例】  ~SIerの運用保守担当の例~ 確かに数年間保守していたシステムだったため、緊急性は感じていらっしゃいませんでした。しかし、今システムを標準化するほうが将来的に費用対効果は良くなることが見えていましたので、直轄マネジャーとともに説得材料となる資料を作成して説明しました。提案の場にも同席して、システム整備した場合のコスト削減シミュレーションについては私から説明し、ご納得いただけました。

【面接官の質問意図】 ・技術への理解度やスキルが応募ポストと見合っているか ・何を課題と捉え、解決策をどのように考え、実行しているか。その考え方に再現性があるか ・開発の全体像を俯瞰し、チームの効率化や事業目的の達成を意識できているか ・失敗やエラー発生時に解決に向けた建設的な行動がとれているか ・自社の開発環境に対する経験の有無が知りたい ・開発に対するマインド面が自社とマッチするか

【答え方のポイント】 ・開発の規模と自身の役割を具体的なエピソードとともに伝える ・チームの効率化や業績アップなど、自分の業務が生み出した結果を伝える ・技術については、理解している箇所と理解が足らない箇所を整理して伝える ・スピード重視、正確さ重視など、仕事で大切にしていることを伝える ・失敗点を聞かれたら、どう改善・リカバリしたのかをセットで答える

【質問のバリエーション】 質問の仕方は違いますが、下記の質問も質問の意図や答え方のポイントは似ているので、上のOK回答例をアレンジして答えましょう。 ・設計や開発時に大切にしていることは何ですか? ・当社でXXXな問題があったときに、どうやって解決しますか? ・使っている言語とサーバの構成を教えてください ・スキルアップのためにどんなことを意識していますか? ・今までのプロジェクトで失敗したことをお話しください ・プロジェクトで工夫したこと、解決したことは何ですか? ・今お話しいただいたプロジェクトでは、なぜその言語やフレームワークを使っているのですか?


質問5【逆質問】質問例とポイント 面接の最後に「何かご質問はありますか?」と聞かれるのが逆質問。「入社意欲が高そうだ」と好印象をもってもらうためにも、質問はいくつか用意しておきましょう。 【逆質問例】  ・先ほどお話しいただいたXXXの技術導入ですが、もう少し詳細を伺えますか? ・先ほどお話しいただいたXXXの技術に大変興味があります。入社した場合すぐに案件に携わることはできますか? ・案件はどのくらい並行するものでしょうか? ・入社後に配属される予定のチームのみなさまの担当領域、経験年数、人数などの構成をお教えいただけますか? ・今後、御社はXXXの分野についても手を広げていく事業構想はございますか? ・もし内定をいただいた場合に、入社までに学んでおくべき技術はございますか? ・目標設定はどのようになさっていますか? また差し支えのない範囲で評価基準を教えていただけますでしょうか?

<逆質問のポイント> ・一次(二次)/最終の各面接官に適した質問をする ・自分の現場での活躍をイメージしてもらえる質問をする ・自分が事業やプロジェクトに貢献する意欲があることを示す質問をする ・先々の展開も視野に入れていることをアピールする質問をする ・残業の実態や年収など、内定を前提とした質問は控える ・「特にありません」はできるだけ避ける

最後に、面接は事前準備がとても大事です。よく企業研究をしたうえで、直近2年ほどのプロジェクトの内容を細かく思い出しておきましょう。自分の技術やスキル、将来やりたい仕事などと紐づけて、その会社でなければならない理由を論理的に話せることがポイントです。転職エージェントでは、キャリアアドバイザーによる模擬面接や想定質問に対する助言が得られるので、面接の不安の払拭にもぜひ活用してみてください。



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